「あの‥‥‥アタシここで暮らすカンジなんですか?」


アタシより30㎝は背が高いだろう、瞬時兄さんの横顔を見上げて、アタシはもしやと思って聞いてみた。


すると兄さんは、あはは!と笑いながら、


「当たり前だろ。そうじゃなかったら、なんのためにお前を呼んだんだ」


と言った。いやいや笑えないし。


「ですよね~。‥‥‥っでもアタシ英語読めないんですけど」


「ん?あぁ、それが心配なのか?」


と、瞬時兄さんはアタシに微笑みながら聞いた。


ひぃーーー!!!


かっこよすぎるでしょ!もーなんか恥ずかしくて、目も合わせられない。


とか一人で盛り上がってるアタシ。ホント馬鹿か。