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花火が終わると、先生は帰ろうか、と言った。
今もなお繋がれている右手を見つめながら歩きだした。
「せんせ、ここに住んでるんですか?」
「うん。あっ!」
「え?」
思い出したかのように勢いよく私の方に振り向いた。
「ここに住んでることは誰にも言うなよ?
みんな面白がって見に来ることくらい目に見えてるから…(^_^;)」
「あ、はい(*^ ^*)」
「二人だけの秘密な」
人差し指を立ててニーッと笑った口にあてながら、いたずらに笑う先生にドキドキする。
顔、真っ赤じゃないかな…?
「はい。秘密…ですね///」
先生と、二 人 だ け の秘密。
私と、先生だけの…秘密。
