なんだか、すごく先生との距離が縮まった気がする…。
すごく、不思議な…幸せな気分。
ドーン!!
遠くの方で音がする。
「花火…?」
そらそうか。だって花火大会だもんね。
「…花火見たかった?」
「え?」
「や、見たそうな顔してたから」
「あ…まぁ。見れたらいいですけど…でももう間に合わないし(´`;)」
ここから花火大会の会場(?)に行くのには時間がかかるし、バスで行かなきゃ着けないくらいの距離。それに今日は特に混んでいるからもう着かない。
「諦めます」
先生を心配させないように、精一杯笑ったつもり。けど、眉は下がってたし…無理してることバレちゃったかな?
先生の顔を見ると、笑っていた。
「おいで」
「…ぇ?」
私の手首を掴んで歩きだした。
