「じゃあ、始めっ」 先生の言葉を合図に、みんなが問題に取り掛かる。 私はしばらく先生を見つめていたので、みんなより遅れて問題に取り掛かった。 左手で問題用紙を表にひっくり返し、同時に右手でふで箱の1番上にある愛用のオレンジ色のシャープペンシルをとる。 左手で頬杖をつき、問題を解く。 これがいつもの体制。というか癖。 けど、今日は頬杖をつくヒマなんかなかった。 (えっ…?) 問題用紙の問題を見て、驚きを隠せなかった。