「・・あんたの認識している範囲で、こいつらはあんたをどれだけ知っている?」



「・・私が知っていることは、この人たちに全て話しました」




目の奥に不安と怯えを備えながら、若干震えた声で春乃が言った。



知っていること全て・・か・・。



この子が一体どれだけのことを知っているというのだろうか・・。


「ちょっと待て。てめぇさっきから何言ってやがんだ」


「そうだね。君、どうして春乃ちゃんの真名なんて知りたがっているの?佐藤春乃。それが本当の名前でしょ」


土方と沖田が口を挟みながらさっきよりも強い目で睨んでいた。



「いいえ。俺は知っているのです。・・榊春乃様」



「「「「「っっっっっ!!!!」」」」」」


「な・・ぜ、その名を・・・・・」



「ご存命であり、誠に喜ばしいです」



「ご存命って・・それに突然敬語だったり・・誰なんですか!!」


混乱したように、瞳に涙を浮かべながらこちらに近づいてくる春乃。