飄々としていて、その表情は笑っているように見える。


「総司!随分と早く戻ってきたな?」

「僕も仕事しないとね。土方さんはどうでもいいけど、近藤さんを困らせたくないし?あぁ、僕は一番隊組長の沖田総司。」


「あぁ。それより、俺は佐藤殿を連れて来いと言ったはずだが?」




「それはできねぇ」



答えたのは長倉だった。




「春乃ちゃんを何者かも分かっていない奴のところになんてそう易々とつれてこられるわけないだろ」



まぁ、それもそうか・・。



「だが、佐藤殿を連れてくれば宿を探す手間などなかったのに・・な」



「どう言う意味です?」



「そのままだ・・。」




そう言いながら、窓辺で丸まっていた皐に目を向ければ頷きそのまま姿を消した。