「ところでさ、さゆりんはどうしてここにいたの〜?」 「あたしは……少し寝たら、目覚めちゃって。」 「あたしもぉ! もしかして………」 「もしかして、パンダちゃんも優花のこと考えてたの?」 「そうだよ? そりゃ、あんなあたしたちから遠い話されたら眠れないよぉ。」 その通りだと思う。 あたしはただ優花の悲しい笑顔じゃなくて、 可愛い笑顔を見たかった… それだけで仲良くなろうと決心したから。 まさか優花がこんな立場にいたなんて衝撃すぎて。 独りでよく考えたら頭こんがらがって。