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「ふぁ………」
真夜中。
あたしはモソモソ布団から這い出た。
猫の目みたいになってるあたしにとって電気は必要ない。
…なんだか寝れないよ。
2時間ぐらい布団の中で目を瞑ってたけど、
眠りにつけなかったんだよねぇ
確かに眠かったはずなのに………
いざ寝ようとしたらあたしは ミントのガムを噛んだときみたいに目が冴えちゃった。
(なんで寝れないの〜!?)
そんなことを思いながらトイレに行き、キッチンに行き、水をごきゅっと飲み干す。
水はあたしの喉を十分すぎるほど潤してくれた。
静まり返ったキッチンでは少しでも動けば音を発する。
それがまるでゲームみたい。



