理恵子は照れること言うなぁーとヘラヘラ笑い、 小百合は、良かった………と安堵して顔をちょこんと出した。 それに…………予防線のことは一理ある。 私は未だに恐れていることがあるだろう。 「もぅ、この際二人に聞くよ。 私は真紅といると動悸がする。 顔が熱くなる。 息が止まりそうになる。 これは………………恋なのか?」 「「うん。」」 二人は私を見てしっかりと頷いた。