嘘つきシャボン玉の恋ゲーム


ケータイを開くと早速ミラからメールが来ていた。

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今、私たちが会ったことは秘密だよ♪(/ω\*)


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そんなの別に誰も言いふらしたりするわけないだろう、
と心の中でつっこんでみる。

………というかあいつ、私と接触したくてわざとぶつかったのか?
随分と馴れ馴れしい。



「優花っ!大丈夫っ!?
なんともない!?」


やっと私の元へたどり着いた真紅は息を切らせながら言う。

2つのクレープを持ち、ここからけっこう離れたクレープ屋から全速力で走ってきたのだろう。
クレープは少し形が崩れ、髪が乱れていた。