嘘つきシャボン玉の恋ゲーム


嵐のようだった……。

最悪…………。
私ってすごい嫌な奴を引き付ける力があるのか?


というかあの子、どことなく真紅に似ているような………。
無茶ぶりっていうか ワケわからない辺が。


そんなことを考えつつも道路でぼーっと頭をかいていると、
「優花!」といつもより多少大きい声を出して真紅が駆けてきた。

と、同時にブーッブーッとケータイのバイブが私を震動させる。



(…………?)