嘘つきシャボン玉の恋ゲーム


「ぅわぁぁぁあああ゙ぁあっ!
早く言えよ!!!」

「ふつー気付くから、わざとかと思って。」

「うう……」

こんなの恥辱だっ。
もうやだ…………………。
穴があったら入るだけじゃなく、埋もれたいぃ゙



頭を抱えて唸っている私に真紅は耳元で言った。


「じっとして。閉めるから。」

「自分でやれるっ!」


「いーからいーから。」



【トクン】

私の胸が鳴った。