「何が守るだよっ! 俺が一番危ないじゃないか!」 静かな部屋に俺の声が響く。 むしゃくしゃして隣にあったクッションを投げるが、 そのクッションは音をたて虚しく転がるだけだった。 自分が怖い。 いつのまにか優花を本当に殺しそうで・・・・ まるでもう一人の自分がいたようで………制御できなかった。