「『騙されるな。
加奈原 優花は猫かぶり。
偽善者だ。 』………!?
これって………」
このかきこみで、皆………私の正体を知ってたんだ。
「それは 一昨日の夜のかきこみ。
これをかいた『moonless night』さんは誰かわからないけど………」
『moonless night』。月あかりのない夜……………って。
私のライバルの情報屋、『闇夜』なのか……。
なんで…………
「まぁ とにかく、優花はうちらを裏切ったわけでしょ??
うちは優花とつるむきはもうないから。」
「うちも……無理。優花は信じられない。」
「あたしも〜〜」
梨菜を含むいつも一緒に行動していた咲と白が言った。
梨菜たちは私を睨むんだ。
その目はまるで鋭い刃物のみたい



