理恵子は「じゃあ 後で」とだけ言って、 屋上から出ていった。 私たちはお弁当時間を再開した。 「なんでわざわざ放課後……………? なにすんのかな」 「さぁ?? それよりさ……」 真紅がいきなりズイッと顔を近づける。