100万回のKISS







そう、言って


変態野郎は

あたしの首筋に貼られた絆創膏を指差す…。








「…知ってるくせに…」





「なに、それ…」







これは、キスマーク。


変態野郎が出逢った次の日につけやがった。






「剥がしとこうか」




ニヤリと笑う変態野郎は


さっきの昼休みのお仕置きだ、と言うように

あたしの絆創膏を剥がした。