埋めていた顔を上げ、 開かれたドアに視線を向けると、 そこには案の定.... 双子が居た。 「勝手に入らないでくださいっ!」 「んー?なんで?」 勝手に入ってくる。 デリカシーが無いヤツらだ.... 「そりゃ、乙女だから?」 「いや。乙女はねぇだろ?」 冗談が通じないっていう。 冷静に眞城に返された.... もう少し笑ってくれてもいいのに。 「テレビ付けていい?」 「どうぞ」