パタンッと携帯を閉じると
眞城は携帯をくちびるにつけた。







「コイツと朝、登校するの禁止。」






その仕草は、なぜだか色っぽくて
思わず...ドキドキしてしまった。








「な、なんで?」







今度は紫音が耳元で囁いた。






「なんでって、王子の命令は
絶対だろ?」








こいつら.....王子、王子って

うるさぁぁぁ----いっ!!!!!