「そう。聖城の...双子王子。」 「なーんでっっ!ズルーいっっ! どこで知り合ったの?羨ましいっ! アド、教えてよぉぉ~~」 キャーッと叫び声..奇声を発した春妃は 耳元で喋り出した。 「アドなんか知らないって。」 そう言ってるのに、聞かない。 隣にいる、みずきも少々あきれ顔。 「あ、チャイム鳴る!!席、つこーう」 ぶぅと膨れ顔をしている春妃を引っ張り 席に付かせ、自分のところで座った。 ん~~ やっぱ、アイツら有名なんだ。 そりゃ、そうだ。 やっぱカッコいいもんなあ。