じりじりと双子は近づいてくる。 運悪く、おかあもおとうも居ない。 「気に入った。」 眞城は同じ声でポツリと呟いた。 "気に入った?" 「俺らが、お前を可愛がってやるよ。 覚悟...しておけよ?」 紫音が耳元でポツリと囁いた。 甘く低い声で。 .....あ///! 「ちなみに、あだなは王子だから。 俺ら、双子の王子様。 口答えすんなよ?」