美樹はあれからよく病院へ行っている やはり私は抜きで、優斗君と二人で――… 私は恋を知らなかったから、 自分にこんな黒くて醜い、歪んだ感情があるなんて知らなかった でも、その汚い感情は収まるどころか毎日徐々に大きくなってゆく…