『優斗君』 ふいに服の袖を掴まれて、いつのまにか目の前にいた遥に気がついた 「わっ…びっくりした…」 遥はクスクス笑いながら言う 『今日、文化祭の買い出しがあるから先に帰ってて?』 高橋とか? そう静かに汚い感情が渦巻いたけれど、 今日はちょうど美樹の病院の日でもあったので 悟られないように笑顔で言った 「了解」