私の貰ったもの



手の平を差し出される


「言いたいこと書いて。俺読み取るから…」

『そっか…』


なるほど。手の平に指で書けば会話できるかな?


そっと手を触れると、その大きな手の平は温かかった


『よ・ろ・し・く・ね』


すると彼はニコッと笑って、


「おう、よろしく」


人懐っこい笑顔を向けられ、少し驚いたけれど私も微笑んだ