まぢで嬉しい〜弘樹said〜

「弘樹まだいたんだ!」
教室いた俺にカノンが言ってきた。

「お前こそまだ居たのかよ。」

「うん。ちょっと携帯忘れちゃってて!!」

「ふーん。友達は?」

「奈央なら帰ったよ〜」
よしゃ!思いきって誘ってみるか。

「なら一緒に帰ろうぜ!」
拒否されるのを承知で言った。

「いいよ!!」
え!?まぢ〜?ぜってー拒否されると思った。

「じゃあ行こうぜ!」
照れるのを隠して言った。実はめっちゃ照れてる///
「弘樹どうしたの?顔真っ赤だよ?」
うっわ最悪…気持ちが顔に出やがった。俺は何をやってるんだーって叫びそうになった。

「なんともねぇよ!」
ってバレないように言った。バレないようにっていうか絶対バレてるよな…

「そぅ?ならいいんだけど。」
うん?バレてないのか?
もしかしてアイツ鈍感なのか!? バレてないのは助かったー!!

「あのさ!」
カノンが俺に真剣な顔で言ってきた。

「うん?」

「聞きたいことあるんだけどさ!」
聞きたいこと!?やっぱりバレてるのか?バレてたら俺かなり恥ずかしいだろ。 どうかバレてませんよーに。俺は願った。