夢じゃない…〜カノンsaid〜

よりたいとこあるんだけど。って言ったけど…
ここは私が小さい頃よく遊びに来た公園。
でも私は弘樹に気持ちを伝えるために来た…

「ついたよ!」

「公園?」

「うん!私が小さい頃よく遊びに来てたの!」

「へぇー!」
うーん。どうしよ!話題無くなったよー!

「なんでここよりたくなったの?」
なんでここよりたくなったの?って言ったけど…
告白するためにきた。って言えないし!!

「んー。急に来たくなったの!」
ふーんって言って弘樹は公園にあったベンチに座った。

「カノンってさ俺の事気になってんのか?」
いきなり弘樹が聞いてきた。
「え!?」
え!?い、いきなり何を言い出すんだ弘樹ー!

「冗談だよ!」
じょ、冗談ー!?

「…だよ」
私は自然に口を開いていた。
「え?」

「私は好きなのー!」
わ、私なに言ってんの!!
何勝手に口開いてくれてんだよ…
もぅダメだ…

「いッ今の忘れて…」
そうだよ!忘れてもらえばいいんだよ!

「られっかよ。」

「ん?」

「だから好きな奴の告白忘れられっかよって言ったんだよ!」
えー?はい?今なにが起きたんだ!?

「ゆ、夢?」
夢だよね…!

「夢じゃねぇよ…」

「ほ、本当に?」
言った瞬間私は弘樹の胸のなかにいた。
え///

「しつけぇな本当だよ」
本当に本当なんだ!嬉しい。
「俺カノンに言わないといけないことがある。これいったら嫌われるかもな。」
「な、何?」
私に嫌うような事?
き、聞きたくない。
けど…聞かないとね。
弘樹が話してくれるんだから。

落ち着け私ー!