最初最後彼氏!

「このまま初めて奪ってもいいんだけど。」


初めてって・・・!?


「バカァー!変態!」

「お前より頭いいし。男はみんな変態なんだよ。」


どこかで聞いたことあるセリフ。

あぁ・・・、この前小説にでてきたセリフとリンクしてる。

まさか現実でも言う人がいるなんて・・・。

・・・じゃなくて!


「そんな理屈いらない!とにかく、どーいーてーよー!」

「やーだ。」


と言って、そのまま上に乗っかってきた雄。

ちょっと、重いんだけど・・・。


「ねぇ、重い。」

「・・・我慢しろよ。」


顔が近いため囁いてくる雄。

思わず顔が赤くなる。

慣れないなぁ・・・。


「だから重いんだって!」

「・・・。」


応答なし。

あれ?

・・・寝てる!?

規則正しい寝息が聞こえてくる。

疲れたのかなぁ・・・。

そういえば用事で遅くなったんだっけ。

どうしたんだろう。

また、なにか抱え込んでるのかな・・・。




雄が起きたらちゃんと話しよう。


いつの間にかあたしは雄の優しい香水の香りで寝てしまった。

寝ている間、

とても優しい夢を見たような気がするけれども、



よく、覚えていない。