最初最後彼氏!

確か雄は、お父さんに見放されてるって言ってたっけ・・・。

継ぐ時期がくるまでほぼほったらかしってことだよね。

寂しくないのかな・・・。





ガチャ。




あっ、玄関の扉の音だ。

ってことは雄が帰ってきたのかな?

あたしは慌てて写真をしまい。

棚を元に戻した。




ガチャ。




「悪ぃな。遅くなった。」

「別に大丈夫だよ♪」


笑顔で大丈夫と伝えたが、

雄は気にくわないような表情であたしに近寄ってきた。


「えっ?何?あたし、変なこと言った?」


無表情だから余計に恐さを感じる。





するとあたしはベットに足が引っかかり

そのまま仰向けに倒れてしまった。

雄はそれを狙ってたかのようにニヤリと笑い

あたしに馬乗りになった。


「大丈夫なのはいいんだよ。別に。」

「え?じゃあ何?」

「寂しかったー。とか可愛く言って欲しかったなぁって。」


・・・悪魔だ。こいつは悪魔だ。

普段はそんなこと言わないし、甘えたりなんて滅多にしないくせに!


「俺がいなくて寂しくなかったわけ?ふーん。奈美って冷たいな。」

「さっ、寂しかったに決まってんじゃん!!・・・あ。」


わざとだ。絶対わざと言わせる方向に持ってった。この悪魔は。


「寂しかったんだ。じゃあ・・・、このままひとつになるか?」

「・・・はぃ?言ってる意味がよく・・・。」

「だったら教えてやるよ。」


突然のキス。

唇から頬、首、鎖骨。

どんどんしたに下がっていく。


「・・・!やっ・・・。」

「分かった?どういうことか。」


もはやこいつは大魔王だーーーーー!!!