最初最後彼氏!

「・・・あたしの我が儘で雄を苦しめるなら・・・。」


大丈夫。

雄が大好きだから、辛いけど・・・、


「あたしは頑張って待ってる。だから・・・、行っておいでよ。」


笑顔で言った。

悲しい顔を見せたくないから。





途端。雄は強くあたしを抱きしめた。


「雄、俺は先に戻ってるからな。」


翔平が教室に戻っていった。

今は、あたしと雄の2人きり。


「なんで我慢すんだよ・・・。泣きそうなのバレバレ。お前、涙目だぞ?」


雄の体温を感じた瞬間。

大粒の涙が頬を伝った。