最初最後彼氏!

「おはよ!雄!」

「はよ。今日はもう大丈夫そうだな。」

「うん!ごめんね?心配と迷惑いっぱいかけて・・・。」

「別に?迷惑なんて思ってない。ただ・・・。」

「ただ?」


そう聞いた瞬間。

雄のあの何かを企んだような笑みが・・・。


「メッチャ心配かけられたし、カラダでお礼でもしてもらおうかな・・・?」


ぎゃー!耳元で言わないでー!

そういうことに慣れないあたしは耳まで真っ赤に。


「冗談だよ。半分な。」


雄が言うと冗談に聞こえない!

・・・って、半分冗談って事!?


「半分ってなに!?半分って!」

「そのままの意味だけど?」


多分、この会話。

らちが明かない気がする(笑)




結局、そんな会話をしているうちに学校到着。

今日はちょっと早く着いた。

教室に誰かいるかなぁ?


ガラッ


教室の扉を開けると・・・。


「あっ、おっはよーさん♪」







修斗。


あたしの夢の中で、あたしと雄を離ればなれにした原因。