「ちょっ!!! 何すんの!?
アンタバカ!?」



顔が見えてたら
こんな事
言ってなかった…かな??


髪は金髪で
セットされてる

シルバーのピアノ

鼻筋が通った顔
目が大きい…
薄い唇



ヤバ
超イケメン
てか、ヤンキー??
怖いかも…
関わらないでおこう!!


「すいません…」

小さい声で伏し目がちに
言いながら
そーっと顔を見ると

フッと笑われた


え??
なんか変な事した?


「俺、お前と付き合いたい」


ん? 今何を言いましたか?


「正気っ!?」


「やっぱ面白いなお前。気にった」


と言いながら
ニヤリと笑った



アタシの波瀾万丈な
日々が
始まろうとしていた…