『あのさ 夢の話聞いてくれる?』 ごはんを食べおわって リビングでくつろいでいるときに 切り出した。 「夢って 今朝のか?」 龍が心配そうに聞いた 『...ん。 夢の中で俺は中学生ぐらいで 同級生にプールに沈められるんだ... 夢なんだけど 怖い』 怖い夢はよく見る。 けど、今回はなんかひっかかる。 「大丈夫だ ...気にすんな」 亜季に優しく頭をたたかれた ...夢だし 考えないようにしよ。 それから 用意して 教室に向かった