「なんだか可笑しいね。」 「うん。」 色んな疑問が浮かび上がった。 「あの…魔界のプリンセスと君は同一人物なの?」 西川愛梨は驚きながらも頷いた。 「今ね、町中の人々から逃げているの。誰も私の事なんか考えてくれない。皆、自分の事で必死なのよ。」