運命って信じる?





冷や汗が流れる。


狼男は僕達を見つけずに何もなくそのまま去って行った。


「ふ~…。焦った。」


本当に僕も死ぬかと思った。


「ってか夜、夜言うな。魔界での名前があるんだよ…。」

「あぁ…ごめん。そうだったね。」


そうだそうだ、夜は魔界での名前があるんだった。