「あはは。おもしろいですね。」


僕は恥ずかしくてずーっと下を向きながら
同じ歳っぽい女の人の本を拾っていると
難しい字の本ばかり落ちているのに気付いた。


ここの高校はこんな僕でも入れるというのに
なんでこんなに勉強しているのだろう?


恥ずかしかったけどその事を言おうとして顔を上げたら…