「ライトー」 「アリスお姉ちゃんーっ」 二人の探す声 僕等がいない事に気がついたんだろう 「…さっきのは内緒っ!」 小声で言う僕の言葉に小さく頷くアリス 顔が真っ赤だ そんなアリスを見て僕も赤くなる お互いを見合って「顔が真っ赤だよ」って言い合う 「こんなのすぐにバレるわよっ…」 「まあ、バレたらバレたでいいっか」 手を繋いで木の影から出た