「う…あああああああ!!!」 カランカラン…―― 僕の叫び声と共に鳴り響いたのは 何かが落ちた音。 目の前にはもう、尖ったものはない 横目にミカルの剣を見て 僕は自分が持つ剣を引き抜いた 「形勢逆転、だね」 「っ…」 ミカルの首元に剣を当てる 「お前は僕に負けたんだ」