運命って信じる?





アリスは頬を赤らめながら右手を出し立った。


「…ありがと。」


そんなアリスをついついいじめたくなる。


「え?なんて?」


僕はもう1度アリスに聞いた。


「……ありがとっ!」


大声を出してお礼を言ったアリスはさっきよりももっと赤くなった。