シルクはアリスの頭を「よしよしっ。」って言いながら撫でていた。 シルクに「ありがとぉっ。」って泣きながら一生懸命笑顔を見せているアリスがすごく愛おしく感じた。 「…立てる?」 気を使いながらもアリスに言う。 「うん。」 「んじゃ…はい。」 僕は右手を差し出した。