トーマは鼻で笑って挑発をした。 アリスは待ってましたと言わんばかりに僕の腕を引っ張っていきトーマの前に立った。 「この人が私の運命の人よっ!」 …やばいよ!それはやばいって!! 「何か文句でも?」 今度はアリスがトーマに挑発をする。 トーマは僕をジッと見透かしているように見た。 寒気が走る。 そして、トーマは……嘲笑った。