Last Love




―――……。




「ん…」




眩しい朝日が、部屋に差し込んでいる。




その日差しに、目が覚めた。




「あれ…」




もう、朝だった。




どうやら、あたしは寝てたみたい。




幽霊も寝れるんだ!!




一気に目が覚めて、あたしはソファから起きあがった。




ベッドに視線を移すと、爽麻の寝顔が見えた。




か…カッコいい…。




寝顔でさえも絵になっちゃうなんて、悔しいな。




いっそのこと、ヨダレでも垂れてたらおもしろいのにな…。




まぁ、そんなことあるわけないか。