本当に、夜中まで話してるあたし達。 時間は、もう0時を過ぎている。 つまり、日付はもう変わっている。 今日は、あたしがここにいられる最後の日。 圭君は眠そうに見えるけど、爽麻は全然平気みたい。 いつ寝るんだろう…。 あたしは何時間寝なくても平気だけど。 頭が揺れ出した圭君を見て、笑いを堪える。 それは爽麻も同じようで。 するとその時、圭君がテーブルに頭をぶつけた。 「あははっ」 堪え切れなくて、思いっきり笑う。 爽麻も少し笑ってる。 圭君は自分自身に驚いてる。