「お前、俺と寝たかったのか」 「えっ?」 「俺のこと好きだなー」 「え、いやちがっ」 「好きじゃねーの?」 「いや好きだよ!!」 「じゃ、今日から一緒に寝てやるよ」 あたしの言葉は一切無視。 ちょっと…話聞いてください!! 「それは爽麻が…」 「俺が、何?」 「あたしを引っ張って…」 「でも、お前は俺の近くにいたんだろ?」 あぁ、そっか…。 あたしが爽麻の寝顔を見てたんだった。