…いきなりどうしたの。 2人の空気が冷たい気がするが、気のせいであってほしい。 …って、どうしてあたしが焦らなきゃいけないんだ。 「飯作れ」 「!!」 圭君の声が、一気に低くなったことに驚いた。 あれ、今圭君が言ったよね? ほんとにどうしたの? ほんのちょっとの時間に、何が起こったの? 「…分かったよ」 そう言ったのは爽麻。 ダルそうにキッチンに入ってく爽麻を見つめる。