「お久しぶりです」 そう言うと、圭君も笑った。 「久しぶり!!」 また圭君と話せてるなんて、夢みたい。 「元気にしてた?」 「はい。圭君は元気でしたか?」 「もっちろん!」 元気がいいところも変わってないな。 「シオリちゃん」 不意に真剣な瞳をする圭君。 あたしも真剣に圭君を見つめた。 「おかえり」 優しい笑顔が、キラキラ光って見えた。