「お前今日どうするか」 「…今日?」 「昼間のことだ」 あ、そっか…。 爽麻は学校で、あたし1人なんだった…。 うーん、どうしようかな…。 「外にいるね」 「そうか」 もしかしたら、記憶取り戻せるかもしれない。 この1年、何も思い出すことは出来なかったけど。 爽麻と一緒にいるから、今なら…。