な、なななな…!!! い、今のって…。 キ、キスッ!! キスだよね…っ!? 「な、な…」 溢れてた涙も、一瞬でどこかに飛んでった。 倒れかけそうなあたしを見て、爽麻が笑う。 自然に、ありのままの笑顔。 胸がキュンッとなった。 「お前に触れられるのは、俺だけだから」 そう言って、ニヤリと悪戯な笑み。