あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

次の日・・・


ソフィアは紀藤を探した。


いない・・・


次の日も、その次の日も、
紀藤は学校に来なかった。



なんで学校に来ない?

このまま卒業するのか?


まぁ、それならそれでいい。
何事も無く終わるなら、
それに越したことはない。



ソフィアは少し肩の荷が
下りたような気がした。