あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

そして、佳歩は・・・


「おまえごときが私の相手?
なんの冗談や?
いつも和美の後ろを
金魚のフンみたいに付いてただけの
おまえが・・・私とやる?
あはははっ、ふざけんな!!」


「ようしゃべる女やな?
言いたいことはそれだけか?
早よ、かかって来い!!」


佳歩は右の人差し指で、
クイクイっと合図した。


「なめやがって・・・
うらぁぁあぁー!!!」


佳歩は反町のパンチをサッと交わす。