あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「よし、じゃあこっちに来い。」


ソフィアはゆっくりと中田に近付いた。


「さぁ、行こうか。」


「はっ!? どこへ?
ひかりたちは?」


「おまえが俺のものになったという
確証がないと放されへんな。」


「なっ・・・」


「だから俺と一緒に来い。」


中田はソフィアの肩を抱いた。



「ソフィアー!!!
行ったらあかん!!
ソフィアーぁぁぁー!!!」


ひかりがソフィアの背中に叫んだ。