あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「なんじゃ空ぁ?
ケンカ売っとんかぁ!?」


「はぁ!? なんやぁ!?」


マサと空が睨み合う。



「おいっ!! 今、おまえは
俺としゃべっとんじゃ!!」


シロがマサの制服を引っ張った。


「ぐぇっ!!」


「ええか? 今日放課後、
職員室へ来い!!
掃除するトイレを決める!!」


「はぁ!? 誰が行くか!!」


「何!? 来んのか?
ほぉ~面白い。 
もし来んかったらどうなるかぁ~・・・
わかってるよな? マサ。」


シロの声が段々と低くなり、
ギョロッとマサを見つめた。